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30代が転職で失敗してしまう3つの要因とそれを回避する方法とは

30代の転職   1,016 Views

若手労働人口の減少が謳われている昨今、即戦力採用という観点で見ると転職市場において30代の方々は最もニーズが高い世代です。

ビジネスパーソンとしての経験や知識を持っている上に気力も体力も充実しているので、様々なミッションやポジションに任せることができるからです。

キャリアアップやスキルアップを希望している30代の転職希望者には最適な状況と言えるでしょう。しかしこのような状況下でも転職に失敗してしまう30代の方々は多数存在しています。

ここでは、30代が転職に失敗してしまう要因と、失敗を回避する転職活動の方法を解説します。転職に絶対に失敗したくない、後悔したくない30代の方々は是非参考にしてください。

なぜ30代の転職が失敗してしまうのか?失敗する3つの要因

転職市場のニーズが高い30代にもかかわらず転職に失敗してしまう方が存在するのはなぜでしょうか?失敗する理由はケースバイケースでありますが、大きく分けると次の3つの要因のいずれかとなります。

なかなか選考が通過しない

転職を希望していても選考に通過しなければ先に進むことができません。中には経歴も実績もあるのになかなか選考が通過しない人もいます。

そのような人たちのほとんどが「自分はキャリアも実績もある。貢献できる自信もある。応募要件に合致しているから間違いなく転職できるだろう」と高をくくっています。

ネガティブな評価
選考が通過しない理由は、企業に提出する履歴書や職務経歴書の記載の仕方や面接での対応が自己満足になっており企業から評価されないからです。

このような方が選考を通過しない理由を早く気が付かないと自信喪失してしまう可能性もあります。

選考が通過しても入社できない

希望の企業の選考が通過して内定が出て納得のいく待遇提示があった・・理想の転職活動のように思われるでしょう。しかしこのような状況でも入社ができない方がいるのです。その理由は「企業の求めるタイミングで現職を退職することができず入社ができない」からです。

30代であれば、重要なポジションを任されていたり進行中のプロジェクトを抱えていることもあるでしょう。もし転職先が見つかり、現職に退職を表明してから退職まで一定期間が必要なので落ち着くまで入社できない、と考えるのも当然です。

ただそれはあくまでも応募者側の事情であり、採用する側としては「一日も早く勤務してほしい」と希望しています。

さすがに「内定を出したから明日から入社してほしい」という企業はありませんが、「1か月後もしくは1か月半後には入社してほしい」という要望に対して候補者が「3か月後でないと入社が難しい」という状況であれば採用の見送りもやむを得ないと考えている企業がほとんどです。

この他にも入社できない理由に「家族の反対」もあります。自身がやりたい仕事ができる企業から内定を獲得できたとしても、待遇面や勤務地、、安定性・知名度といった理由で配偶者から猛反対され、結果転職を諦めてしまうのです。

特に世帯主の方はご納得いただけるのではないでしょうか。

不本意な転職

折角転職しても入社後に後悔する・・「転職の失敗」の要因の中で一番避けなければいけないことです。

転職活動が上手くいかなくても何らかの理由で入社ができなくても30代であれば次の機会がありますが、一旦入社してしまうといくら後悔してもすぐに転職活動を再開することは物理的に難しいですし、経験社数が一社増えることによって経歴にキズがつき今後のキャリアに悪影響を与えるからです。

入社後に後悔するケースとしていちばん多いのが「入社前に聞いていた話と違う」ことです。

ネガティブな評価
例えば待遇面。入社前に提示された金額が、実は一定の条件(業務上のノルマをクリアしなければいけない、残業など)を満たさないと満額支給されないといった話はよく聞く話です。また、面接時に聞いていた仕事内容と異なる、全く経験と異なる部署に配属され実力が発揮できない、ということもあります。

入社後に人間関係に悩んで後悔する、ということもあります。職場にどうしても合わない社員がいたり、問題のある上司がいてその部門の人員が定着しないといったパターンです。

どのような理由にせよ、不本意な転職は絶対に避けなければいいけません。

30代の転職で失敗しないためには?そのノウハウを公開します!

30代の転職で失敗する3つの要因を挙げました。このような失敗を避け自身の希望の転職を実現させるためにはどうすればよいのか、回避する方法を紹介します。

選考に臨む際には万全の準備をする

「選考に臨む際には準備をする」・・当たり前の話だと思われるかもしれませんが、意外と準備している方は少ないです。準備をすればするほど合格する確率が高くなります。選考に合格するためには自身で考えうる「万全の準備」をして臨んでください。

まず書類選考に臨む際の準備について。職務経歴書は「自身をプレゼンするための資料」であることを認識し、書類選考を行う担当者の目を意識して作成してください。

具体的には職務経歴書に実績を記載する際にはアピールできるような表現方法で記載することや企業によってアピールするポイントのボリュームを変化させることをおすすめします。例え同じ職種であろうと企業が求める人材はそれぞれ違います。少しの工夫と手間で書類選考通過率を上げることはできます。

面接も同様に準備をすることによって合格する可能性が高まります。具体的な準備は「面接前にいかに企業研究をすること」です。ご自身が思いつく方法でありとあらゆる方法で受験する企業の情報を仕入れてください。

企業のことを調べれば説得力のある志望動機を考えるのも容易になりますし、企業研究を行っていることが企業にアピールできればモチベーションの高さを評価されます。

転職活動に必要な時間を把握し、余裕をもったスケジュールを立てる

転職希望時期が自身の中で決まっている場合、現職の引き継ぎ期間などを踏まえ活動を行う方がほとんどでしょう。

自身の状況でスケジュールを立てることは必須ですが、スケジュールを立てる際に「選考に必要な期間」を考慮することも忘れてはいけません。一般的な中途採用の選考は書類応募から内定まで1か月から2か月必要となります(書類選考→面接が2回から3回()もしくはそれ以上)→内定)。

転職希望時期が半年後、という方でも場合によっては今すぐ本腰を入れて活動を開始しなければいけないでしょう。

転職エージェント(人材紹介会社)を利用する

30代の転職を成功させるためには複数の転職エージェントへの登録をおすすめします。

転職エージェントに登録することのメリットは、

  • 応募者が直接企業とやりにくい交渉(面接日や入社日の調整、待遇面の交渉など)を代わりに行ってくれる
  • ホームページや求人情報だけでは知りえないインフォーマルな情報を把握している
  • 転職の関する豊富なノウハウも有している

という点が挙げられます。

単独で転職活動を行うよりも失敗する確率が低くなることがご理解いただけるのではないでしょうか。

納得がいくまで確認をする

これは内定が出てからの話になりますが、懸念点に関しては曖昧にしないで確認し、納得した上で入社してください。配偶者がいらっしゃる方であれば、配偶者の意見も聞き納得のいくまで確認をしてください。

処遇や配属部署、役職、会社の規定などは口頭ではなく書面で確認をしましょう。くれぐれも入社後に「聞いていた話と違う」と後悔しないように。

まとめ

30代の転職で失敗する要因とその対処法を紹介しました。30代の転職はプライベート(家庭をお持ちの方など)の面でもビジネスパーソンとしてキャリアの方向性を定める、といった面でも絶対に失敗してはいけません。

失敗を100%回避する方法はありませんが、しっかりと準備をし真剣に転職活動に取り組めば失敗する可能性は限りなく低くなります。

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