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未経験でも大丈夫?フリーターから正社員になる秘訣

フリーターの転職   904 Views

フリーターの中には、未経験から正社員として働きたいと考えている方も多いと思います。しかしフリーターという立場から、未経験の企業に転職することなんて可能なのでしょうか?

そこでこの記事では、転職を成功させて未経験の企業でもフリーターから正社員に転職する秘訣をご紹介します。

フリーターから未経験で正社員になった方の実例

実際にフリーターが未経験の企業に。正社員として転職した実例は存在します。まずは未経験のフリーターが、正社員に転職した実例を見てみましょう。

33歳男性の場合

Aさん
「自分は20代の時からフリーターとして31まで働いていました。でも深夜で働くのもきつくなってきて、体調的にも体力的にもバイトで食っていくのは無理だなと思ったんです。

そろそろ正社員として働いた方が将来の生活も今よりは安定すると考え、ハローワークに行って転職先を探しました。

元々アルバイトでパソコンを使っていましたし、プログラミングの知識もあったので、仕事では未経験でしたがプログラマーとして働ける企業に転職しました。

パソコンを使うのは好きでしたし、プログラミングの知識が仕事に役立っているので、それなりに評価されて嬉しく思います。」

この方は仕事としては未経験だったものの、アルバイトでのパソコンの扱いや趣味で得たプログラミングの知識を活かして、プログラマーとして成功しています。仕事としては未経験であっても、アルバイトや趣味で得た知識・スキルを転職活動に活かすことができます。

転職活動はアピールポイントが多ければ多いほど成功率が高くなるので、自分が持っている武器の中から積極的にアピールしたいポイントを見つけるようにしましょう。

25歳女性の場合

Bさん
「バイト先で出会った彼と付き合ってから3年が経ち、結婚を意識し始めたのですが、2人ともフリーターだとマズいよねって話になって一緒に転職活動を始めました。といっても新卒で入った会社を辞めてからずっとフリーターだったので、転職のやり方がよく分からなかったんです。

彼と一緒にハローワークに行って求人を見て、事務職で今の会社に入りました。事務の仕事はやってなかったけど、パソコンは使ったことがあったし、仕事も先輩がちゃんと教えてくれたのですぐに覚えられました。

今では資格も取って給料も上がったし、かなり満足しています。彼の給料もあるので結婚した後も安定した生活が送れそうです。」

様々ある職種の中には、未経験でも転職しやすい職種があります。この方のように入りやすい職種から正社員になり、資格を取ったり、キャリアのステップアップを目指したりすることで、フリーターでも正社員に転職して活躍することができます。

未経験でスキルや経歴が無くても、正社員になりやすい職種から成功する可能性もあります。スキルや経歴を活かすのももちろんですが、それにこだわらず1からスタートできる企業も選択肢に入れることで、求人の幅は広がります。

こうすることで転職の成功率を高めることができるので、1から挑戦する勇気を持つことも大切であることを覚えておいてください。

フリーターが未経験企業に転職するコツ

ではフリーターが未経験の企業に正社員として転職するには、何を意識するべきなのでしょうか?ここからはフリーターが未経験の企業に転職するためのコツを解説します。

アルバイト経験でもちゃんと武器にする

未経験であっても、アルバイトの経験や趣味で得た知識を転職活動に活かすことが可能です。企業としては全くスキルや知識が無い方よりも、仕事での経験はなくてもスキルと知識を持っている転職者を求めています。

転職者を育成するにはコストがかかるため、できるだけ育成の手間を省けた方が、企業にとってもメリットになるのです。ですのでアルバイト歴や知識を企業にアピールすることは、転職活動を有利に進めることに繋がります。志望企業に対してアピールできるポイントがあるなら、積極的に押し出していきましょう。

もちろんスキルをアピールするときは、なぜそのスキルを活かすことができるのか、企業に転職したらどれだけの活躍ができるかを説明して面接官や採用担当を納得させる必要があります。

適当な受け答えでは面接官を納得させられず、企業の心証を悪くしてしまうので、深く突っ込まれても説明できるだけの受け答えを用意しておいてください。

アルバイトと企業の転職活動を同じと考えない

アルバイトと企業の転職活動は、似ているようで全く違います。アルバイトであれば履歴書の書き方や面接時の服装・髪型・受け答えなどのハードルがそこまで高くないことが多いでしょう。

しかし企業の転職活動ではそうもいきません。

履歴書では嘘をつかないこと

履歴書は丁寧な字で読みやすい文章で志望理由や自己PEを書く必要があります。志望理由や自己PRは考えるのが難しいですが、採用を左右するポイントなので、思いつかなかった時に嘘を書いてしまいたくなる気持ちも分かります。

しかし志望理由や自己PRについて面接で必ず詳しく聞かれるため、嘘をついてしまうと面接で聞かれたときに受け答えができず、面接官の心証を悪くします。思いつかなかったり、ネガティブな事を書かなくてはいけなくなったとしても、嘘をつくのはよくありません。

それならば最初から正直に書いていた方が、面接官の心証を最低限に留めることができます。履歴書に書く内容は必ず正直な内容にするようにしてください。

面接ではフォーマルな身だしなみと冷静さが必要

面接も同じで、服装は基本的にスーツ、さっぱりとした髪型で身だしなみを整える必要があります。また面接官との受け答えにおいても、転職者の発言1つ1つに面接官は気を配っており、気になる点は深く質問してきます。時には転職とは全く関係のない質問が飛んでくることもあるでしょう。

この時に大切のなのは、受け答えの内容もそうですが、真っすぐ目を見てたじろがずに返答することです。

例えば志望理由について深い質問をされた際、すぐに答えられないと本当に熱意を持って企業を志望しているのか?と面接官に疑われます。また一見転職に関係ない質問も、いきなりの事態に冷静に対応できる力があるかどうかを見られています。

ビジネスの世界では急な事態に対して冷静に正しい判断をしなくてはいけない場面が出てきます。面接で聞かれる質問に意味のないことはありません。

どんな質問が飛んできても冷静に答えて、ビジネスシーンでも対応できるということをアピールしましょう。

定着できる企業を目指す

ただ希望の企業に転職できれば、それで転職に成功したとは言えません。希望した企業に転職しても、働いてみたら仕事内容や職場環境が肌に合わず、すぐにやめてしまったということもよくあることです。

こうしてまた転職活動を始める…というようでは転職に成功したとは言えないでしょう。本当に転職を成功させるのであれば、長い期間定着できる企業を目指すのが1番です。

企業のリサーチを徹底する

定着できる企業を見つけるなら、徹底的に転職したい企業についてリサーチをかけるのがおすすめです。求人情報だけだと、給与や待遇の情報は載っているものの、職場環境や人間関係までは記載されていません。そのため、求人情報だけを鵜呑みにして転職すると、実際に働いた時に思っていた環境と違うと思いがちになってしまうのです。

事前に職場環境や人間関係を知っておけば、自分に合っている職場環境かを判断することができ、転職後も定着して働ける可能性が高くなります。企業の内部情報を詳しく知るには口コミサイトを利用するのが良いでしょう。口コミサイトでは、実際に企業で働いた方の口コミや評価が書きこまれています。

人間関係はもちろん、キャリアが形成できるかどうかや職場の雰囲気なども書きこまれているので、転職したい企業の職場環境を判断する1つの材料となるでしょう。

転職サイトを使う

転職サイトとは、基本的に登録無料で転職に慣れていない方でも様々な支援を受けられるサービスサイトです。転職サイトに登録すると、1人転職エージェントが自分の担当としてつき、マンツーマンで転職活動を進めていくこととなります。

履歴書の書き方や面接の受け答えの方法、ビジネスマナーなどを転職エージェントに教えてもらえるため、アルバイト中心の生活で転職活動に慣れていないフリーターでも安心して転職活動ができます。

また転職エージェントの中には、企業とのパイプ持つ方もおり、転職したい企業の情報をリサーチしてくれるサービスもあります。これによって定着できる企業に転職できる可能性が高くなるため、転職を成功させるためにも転職サイトを利用するのがおすすめなのです。

詳しくはこちらの記事で解説しているので、自分に合う転職サイトを見つけたい方はこちらも合わせてチェックしてみてください。

フリーターで未経験でも転職できる職種

様々ある職種の中には、フリーターで未経験でも正社員を十分狙える職種があります。果たしてどんな職種なのでしょうか。

プログラマー

プログラマーは今需要が拡大している職種です。ほぼ全ての企業でパソコンやインターネットが利用されており、WEBデザインやプログラミングができる人材を企業は求めています。

そのためプログラミングについて勉強できる書籍やホームページ、講座などが増えており、プログラミングの勉強がしやすいのもメリットの1つです。勉強できるハードルも低く、知識やスキルがあればあるほど企業への採用率や待遇が高まるため、転職できれば成功しやすい職種です。

パソコンを動かすことや勉強するのが好きだという方は、目指してみると良いでしょう。

営業職

どんな大企業でもほぼ必要になるのが営業職です。取引先の企業に自社の製品を買ってもらったり、契約してもらうために交渉を行うのが主な職務となっています。基本的なコミュニケーション能力とビジネスマナー、体力さえあればできる仕事で、様々な企業で最初の1歩となる仕事です。

その企業が扱っている製品の知識や周辺情報、セールスポイント、そしてそれを的確に説明して買い手を納得させるスキルを磨くことができます。営業職から自分の希望する職種に異動したときに、そのスキルを活かすことによって、活躍できる可能性が高まります。

つまり営業職は自分のしたい仕事の下地となる部分であり、未経験の企業でもやりたい仕事のスキルを磨ける場となっています。ですのでいきなりやりたい職種を選ぶのではなく、未経験なら最初は営業職から始め、徐々に自分のやりたい職種を目指していってください。

事務職

事務職も多くの企業で必要とされている職種の1つです。企業内のデータやお金の流れを管理したり、来客や電話の対応をするのが大まかな業務内容です。どの企業でも事務職の方がいないと仕事がうまく回らなくなってしまいます。

ただパソコンが扱えたり、一般的なビジネスマナーがあれば未経験でも転職できる企業が多く、転職のハードルも比較的低い職種です。また簿記や会計士、MOSといった資格を取得し、事務としての経験を積んでいれば、ステップアップすることも可能です。

事務職の中には上記の資格や経験年数を条件としている企業もあります。条件がある分待遇が良い企業であることが多いので、キャリアのステップアップを狙う方にもおすすめの職種となっています。

介護職

介護職は現在人材不足が深刻で、未経験でも介護の仕事を行ってくれる人を求めています。体力はもちろん必要ですが、介護者の症状に合わせて介護の仕方や気を付けるべき点が変わってくるため、知識と臨機応変な対応力が必要となります。

介護職も介護士などの資格があり、国家資格である介護福祉士も、実務経験3年以上と介護職員実務者研修を受講すれば、挑戦できる資格です。未経験からでも国家資格が取得できる職種であり、安定した給与が貰えるお仕事なので、体力に自信がある方はチャレンジしてみると良いかもしれません。

まとめ

ポジティブな評価
フリーターでもアルバイトで得た経験や、転職のコツさえつかんでしまえば、未経験の企業に正社員として転職することは十分可能です。

ただアルバイトと企業への転職は全く別物です。ビジネスマナーはもちろん、履歴書の書き方や面接の受け答えも1つ1つ重みがあるものなので、アルバイトと同じ雰囲気でやってしまわないように気を付けてください。

また未経験でも正社員になりやすい職種を目指すのも1つの手段です。需要が拡大しているプログラマー、やりたい仕事の第一歩となる営業職、多くの企業で必要となる事務職、未経験から国家資格を取得するチャンスのある介護職と様々あります。

自分の趣味や経験などから分析して、自分が本当にできると思う仕事を見つけて目指しましょう。

転職のコツは様々あるものの、その全てが自分に合う転職法とは限りません。この記事を参考に自分に合った転職法を実践して、満足できる転職活動を行っていってください。

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