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フリーターでも上手に書ける!自己PRで採用率を上げるコツ

フリーターの転職   961 Views

転職活動において必須となるのが自己PRです。しかし転職に慣れている方でも自己PRを作成するのが苦手という方がいるほど、自己PRは難しいポイントです。

フリーターで転職に慣れていない方なら、なおさらどう作って良いのか分からない方も多いでしょう。

今回は自己PRを作る時に意識すべきコツを紹介していきます。

自己PRでフリーターが思うこと

フリーターは自己PRに対してどのようなイメージを抱いているのでしょうか。まずはフリーターが自己PRに対して思うことと、その解答を確認してみましょう。

本当に自己PRは必要なのか

そもそもの問題として自己PRが転職活動において必要なものなのか、疑問に感じているフリーターが多くいます。結論から言うと、転職活動では絶対に自己PRが必要となります。

まず自己PRとは、企業に対して自分をアピールするために使うもので、履歴書や面接などで必要になるものです。企業は履歴書や面接で転職者のことを知っていくしかありません。

転職では今まで自分がどんな仕事をしてきたのか、持っているスキルを入社後どのように活かしていくのかを企業にアピールするために、自己PRが必須となるのです。

自己PRから企業に合っていると判断されれば採用されますし、逆に企業に合っていないと思われれば不採用となります。それくらい自己PRは転職に大きな影響を及ぼし、気を付けて作成しなくてはいけないものとなっているのです。

ですので自己PRは絶対に疎かにせず、採用担当や面接官を納得させられる自己PRを作成するようにしてください。

自己PRを書くコツが分からない

自己PRは先ほども紹介したように、転職において重要な立ち位置にあるものです。だからこそ上手に自己PRを書くにはどうしたら良いのか分からないという方が多くなっています。自己PRを書く時に気を付けたいのが、所信表明にならないようにするということです。

例えば「自分は英検準1級を取得しているため、海外の方とのコミュニケーションする機会があっても、問題なく対応できるかと思います。」という自己PRをしたとします。しかしこれでは英語に対して自信がないように思われてしまい、せっかくのスキルも評価されない恐れがあります。

対して「自分は英検準1級を取得しているため、海外の方とのコミュニケーションする機会があっても、問題なく対応することが可能です」と自己PRを作成すれば、自分が具体的に何ができるのかを伝えることができるため、面接官にも自己PRで好印象を与えることができます。

このように「自分がこうしたいと思う」ということではなく「自分はこういうことができる」という風にじしんを持って自己PRを作成すると、採用率が高くなるので意識するようにしましょう。

長所と一緒に短所も書いて良いのか

自己PRでは、自分の長所から企業でどのような活躍ができるのかを説明するのが、面接官に最も効果のあるアピールとなります。では短所は自己PRの中で記載するのはNGなのでしょうか。

自分の短所をただ書くだけでは、面接官に悪印象を与えるだけなので意味はありません。短所を書く時は、どのようにポジティブに変換してアピールポイントとするかが重要となります。

例えば「自分は仕事をこなすスピードは遅いですが、その分丁寧に仕事を進めることができます。」とすれば、「仕事を進めるのが遅い」という短所を「丁寧な仕事ができる」という長所に変換することができます。

そのうえで「御社で働いていく中で仕事の効率を良くし、早く丁寧な仕事で活躍いたします。」と付け加えれば、面接官にも好印象を与えることができるでしょう。

このように一見短所と思えるポイントも、書き方次第で長所に変換することが可能です。発想を転換させ、短所を長所に変換して上手に自己PR文を作成していきましょう。

採用率を高める自己PRのコツ

ここからは採用率を高めるための自己PRのコツを解説していきます。読みやすい自己PRを心掛け、採用率が少しでも高くなるように意識して自己PRを作成していってください。

最初にアピールポイントを書く

自己PRでは自分のアピールを一番最初に記載するのが鉄板です。自己PRのみならず、文章では一番最初に内容がある程度把握できる結論や定義付けをすることによって、続く文章を頭に入りやすくすることができるようになります。

最初から具体的なエピソードを長く書いてしまうと、文章全体がダラダラとした長いイメージがついてしまい、途中で読むのに嫌気が差してきてしまいます。そうすると採用担当や面接官の心証も悪くなってしまうので、自己PRの1番最初には簡潔なアピールポイントを書くようにしましょう。

目的へのエピソードを具体的にする

冒頭にアピールポイントを書いたら、次にそのアピールポイントに関するエピソードを記載していきましょう。この時大事にしたいのが具体性です。

中身があるアピールポイントほど、採用担当や面接官にも信憑性を伝えることができ、評価されやすくなるため採用率も高くなります。

しかし中身のないアピールポイントは、下手をすると嘘ととられかねないため、採用担当や面接官を納得させるためには具体的なエピソードを記載する必要があるのです。

ですがただエピソードを書くだけでは、自分の思い出を語っているだけになってしまい、読む側が読みづらい文章が出来上がってしまいます。そのエピソードで肝となる部分を抜き出し、そこに関する周辺情報を簡潔に整理してまとめながらアピールするのが理想です。

具体的でありながら簡潔に書くという難しい文章の作り方ですが、これができると自己PRだけではなく、企業に入社した時にも役に立ちます。文章力を磨き、社会でも通用する自己PRを作成して転職を乗り越えていきましょう。

エピソードから得た結果を書く

エピソードを書いた後はそのエピソードから何を得たか、成果や結果を書きましょう。ただ結果を羅列するだけではなく、そこから何を得て自分はどのように思ったのかを具体的に書けるとベストです。

ここで大事なのは、ことがらの結果が大きいか小さいかではありません。大きな実績だろうと小さな実績だろうと、転職者がどうやってことがらに向き合い、そこからどういったことを学んで活かしていくのかを企業に伝えるのが肝要となるのです。

アピールするべき大きな結果が見つからないという方も、ことがらの大きさに囚われず、自分が今まで経験してきたことの中からアピールできると思ったものをチョイスして自己PRに盛り込むようにしてください。

内容を踏まえてどのように活躍するかで締める

最後に自己PRの内容をもとに、入社したらどのように今までの経験を活かし、どういった仕事で活躍できるかをアピールしましょう。ここで気を付けたいのは志望動機や今までのエピソードと整合性を持たせることです。

ここまで上手に自己PRが書けていても、志望動機や踏まえた内容と違うアピールの仕方をしてしまうと上手な自己PRが無駄になってしまいます。アピールしたいことが多く、それぞれアピールしたい気持ちは分かりますが、多すぎると情報量の多さに採用担当や面接官が混乱してしまいます。

まずは自分が積極的にアピールしたいポイントをチョイスし、その他のアピールポイントは面接の中でアピールできるタイミングがあればアピールするぐらいの気持ちで留めておくと良いでしょう。

【例文あり】フリーターの上手な自己PRの書き方

理論だけは分かっても、実際にどういった文章が上手な自己PR文なのか分からないという方も居るかと思います。ここからは例文付きで自己PR文の書き方を紹介します。

アルバイト歴での経験を積極的にアピールする

例文

「私はユーザーに喜んでもらえる商品がどういったものか、瞬時に判断できる目を持っています。

私は○○というショップで、アルバイトとして3年間服を販売していました。 その中でユーザー一人一人のスタイルに合ったコーディネートや色の使い方を学び、ユーザーが求める商品を選ぶ目を養うことができました。

御社に入社後もこの経験を活かし、ユーザーが満足できるデザインの商品を世の中に発信していきます。」

転職では職歴が採用を左右する材料となりますが、アルバイト歴も職歴として使用して問題ありません。となれば自己PRでもアルバイトとして働いた中でどんな経験をしたか、スキルを得ることができたのかをアピールすれば、採用率が上がる自己PRを作成することができるようになります。

アルバイト歴しかないからと言って自信を失わず、むしろ積極的に武器にしていくようにしてください。

裏付けのあるエピソードを書く

例文
「私は英語で海外の方とコミュニケーションを取ることができます。私は2年前に留学した際、日本で勉強した英語が全く通じませんでした。

しかし現地で学ぶことで本当の英語を身に付けることができると思い、日本で学んだ英語をベースに新たに英語を勉強しました。

その結果現地の方とも問題なくコミュニケーションが取れるようになり、今ではイギリス英語にも対応できます。」

1つのエピソードに対して、なぜそのエピソードが起こったのかという裏付けがあると、信憑性が増すので面接官に対して強いアピールとなります。自己PRでのアピールポイントは、裏付けがあるものを選び、面接官を納得させられる説得力のある文章を作成するようにしましょう。

一文を長くしすぎない

例文1
「私は甲子園で準決勝まで勝ち進み、惜しくも優勝は逃してしまいましたがベスト4に入賞する経験をした結果、仲間と共に頑張って行くことの大切さを学ぶことができました。

この経験を御社での仕事にも活かし、仲間と共に仕事を進めていくことで御社に貢献できる人材になり、御社に貢献いたします。」

例文2
「私は仲間と連携して仕事に取り組む大切さを知っています。私は学生時代、甲子園に出場した経験があります。最高でベスト4まで勝ち進み、その中で仲間と協力することの大切さを学びました。

この経験を御社で働く際にも活かし、周りの方と連携して仕事を進めていきます。」

例文1よりも例文2の方が一文が短く、読みやすい文章となっています。一文が長くなってしまうと、文章全体がダラダラとした印象となり、最後まで自己PRが読まれない恐れがあります。

そのためにも一文が長くなりすぎないように気を付け、面接官にダラダラとした印象を与えないように気を付けて自己PRを作成していってください。

まとめ

自己PRは採用率に大きく関わるものであるため、転職活動では必須となります。ただ長所を書くだけではなく、短所も上手く長所に変換することで、採用担当や面接官に良い印象を与え、採用率を高くすることができるので、短所を上手く変換できるポイントがないか探してみましょう。

自己PRで大切なのは、一文を短く簡潔にまとめ、アピールポイントに具体性を持たせることです。信憑性の高い自己PRほど企業を納得させられることができるため、裏付けのあるエピソードを積極的に自己PRに盛り込みましょう。

上手に自己PRを作成し、転職を成功させて豊かなキャリアライフを手に入れてください。

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