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必ず好印象を与える面接のマナーとは?面接のプロセスに沿って解説します

面接方法   1,005 Views

面接を受けて選考が通過しない理由」とはどのようなものがあるかご存知でしょうか?代表的な理由としては「企業の求めるスキルやキャリアが一致しない」、「人物が社風と合わない」といったものです。

面接での選考見送りの理由は大抵上記のうちいずれかですが、重要な理由があります。それは「面接のマナー違反」です。「たかがマナー違反で・・」と思われるかもしれません。

しかし社会人として、またビジネスパーソンとしてマナーを選考のポイントとして考えている企業が多いのは事実です。「たかがマナー違反」で選考が見送りにならないように、面接のマナーを受付・入室・面接・退室のステップに沿って解説します。

面接のマナー① 身だしなみ編

面接に限らず、見た目や第一印象は非常に重要であり、いくら実力があっても第一印象でネガティブな評価だった場合、よっぽど実力がないと挽回するのは難しいです。意識すれば第一印象で面接官に好印象を与える(少なくとも悪影響を与えない)ことは可能です。

服装で注意すべきポイント

面接を受ける際の服装はスーツがほとんどですが、「自分の体型に合った」スーツを着てください。高価なスーツを着ていく必要はありません。体形に合っていないスーツを着ている方に対して違和感を抱く方が存在することは理解できるでしょう。

また、シャツやブラウスの皺の有無で見た目の印象は大きく変わります。面接ではカバンや靴もチェックされます(というよりも自然に面接官の目に入る)ので気を付けてください。

カバンは服装に合っているかどうか、靴はくたびれたものではないかどうか、スーツと同様に高価なものを身に着ける必要はありませんが、バランスが取れているもの、手入れがされているものを身に着けてください。

清潔感のある見た目を意識する

服装も当然のことながら、それ以外の点でも「清潔感のある見た目」を意識して面接に臨んでください。ここでの「清潔感」はあくまでも「ビジネスパーソンとしての清潔感」です。

まず髪形について、男性は長すぎないように、女性は長い髪型であれば一つに括りましょう。前髪は眉毛、目が見えるように額を出してください。頭髪の色は黒である必要はありませんが不快な印象を少しでも与える可能性のある色は避けてください。

その他、爪やヒゲなど「不快な印象を与える可能性が多少なりともある」要素についてはよく考えて面接に臨んでください。無難なのは爪は短く地味に、ヒゲは剃ることです。

気がつきにくいのは「匂い」です。当日や前日にニンニクを摂取したら面接で匂う可能性があるので避けた方がいいでしょう。また、香水も香りのきついものなどは気になる方は非常に気にしますので注意が必要です。

タバコの匂いも同様です。喫煙の習慣のない方はタバコの匂いが気になりますし嫌悪している方もいます。面接日は朝から、せめて数時間前からは喫煙しないほうがいいでしょう。現在浸透してきた加熱式タバコも同様です。

面接のマナー② 訪問~受付

面接は企業のオフィスに入る時から、さらに言えば建物に入る時から選考が始まっている、ということを意識してください。

訪問時間は遅刻は当然のこと早すぎてもNG

訪問時間は指定された時間の10分前ごろに到着するのが一般的です。交通事情等や何らかの事情で遅れるような事態になった時はすぐに到着が遅れる旨の連絡を企業に入れ、お詫びと予定到着時間を伝えてください(ある程度余裕を持った時間を伝えるようにしましょう)。

当たり前の話ですが、この時は「電話」で連絡してください。メールではタイムリーに確認できない可能性が高いですし緊急事態の連絡方法ではありません。

ネガティブな評価
到着時間があまりにも早すぎてもいけません。面接官も忙しい中時間を調整しているので、もし30分前に候補者が到着しても対応できない可能性が高いです。「早く着きすぎたので待っています」という意向の方いるかもしれませんが、それはあくまでも個人の意向で企業の都合を配慮していないことになります。

受付時のマナー

受付に到着したら、受付の方に(もしくは内線電話で)面接で来社した旨を伝え、担当者を呼び出していただきます。その後待機することになるかもしれませんが、キョロキョロしたりしないよう落ち着いて待つようにしてください。誰かが見ているかもしれません。

スマホを取り出して見る、ということはもってのほかです。スマホは企業に訪問する前に電源を切っておきましょう。

面接のマナー③ 入室

いよいよ面接官との対面です。入室する時点で面接官はチェックしていますので注意が必要です。

面接の際の入室マナー

ノックして入室、という流れになりますが、乱暴なノックにならないようにすること、ノックをして面接官の許可を得てから初めて入室すること、ドアは静かに開け閉めすることがマナーです。

入室後のマナー

入室したら簡潔に自己紹介と感謝の意を面接官に伝えましょう。

具体的には、「〇〇(フルネーム)と申します。本日は貴重なお時間を頂きありがとうございます。どうぞよろしくお願いします」といった挨拶です。その後着席することになりますが、面接官から「おかけください」と言われるまでは着席せずに立ったままで待機してください。

面接のマナー④ 面接

面接官が面接で見ているのは話している内容だけではありません。応募者の「人となり」もチェックしています。

面接の話し方のマナー

面接では、以下の点を意識して面接官と話してください。

  • 「はっきりとした声で、滑舌を意識して話す」・・小さい声や早口は自信が内容な印象を受けます。
  • 「結論から話してその後に理由を説明する」・・質問に対する回答は結論から話すように意識してください。そうしないと回答が冗長になり、回答の意図がぼやけてしまいます。
  • 「相手が話し終わってから話す」・・相手が話している最中にかぶせて話すのはマナー違反であり、相手は不快に感じます。
  • 「会話のキャッチボールを心がける」・・面接では話す相手の意図を汲みながら会話してください。面接のみならず、会話のキャッチボールができるかどうかは最低限のビジネスマナーです。

面接での態度や姿勢のマナー

まず下を向かずしっかりと相手の顔を見て会話をしましょう。目線に落ち着きがないと挙動不審な印象を受けます。よく、「会話する時には相手の目を見て話す」と言われていますが、あまりにもじっと相手の目を見つめていると相手は圧迫感を感じますし、どうしても目を見て話すのが苦手な方もいるでしょう。

会話する際は「眉間の少し上辺り」を見ることを意識してください。

面接では背筋を伸ばすことや落ち着きのない態度をとらないことも非常に重要です。

面接のマナー⑤ 退室時

面接が終了し退室する時は、面接官に時間を割いていただいたことに対するお礼と前向きに検討いただきたいという前向きな意向をアピールし、「失礼します」と言って静かに退室します。

訪問時と同様、企業の建物から出るまでは選考が続いていることを意識してください。冬であれば建物を出るまでコートを着ない、また、建物を出てすぐにタバコに火をつけるようなことは避けてください。喫煙が悪いと言っているわけではありません。関係者がその様子を見つける可能性があるからです。

まとめ

面接でのマナーは意識すれば必ず身に着きます。また、しっかりとしたマナーで面接に臨めば選考に有利になる可能性もあります。面接のマナーは些細なことではありますが重要な選考の要素として捉えてください。

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