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キーエンスに転職するためには?特徴と転職成功ポイント

 2018/03/18 企業   2,921 Views
キーエンスに転職するためには?

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キーエンスは、センサや測定器を事業にしている企業です。高収益の企業として有名で高収入を得られる企業です。そのため、キーエンスに転職を希望する方も多く、人気の転職先と言えます。転職することは簡単ではありませんが、キーエンスの特徴をつかみ、転職成功ポイントをおさえれば、キーエンスに転職することも可能です。キーエンス転職成功へのポイントをご紹介します。

キーエンスの企業情報

キーエンスの企業情報は以下の通りです。

社名 株式会社キーエンス
設立 1974年5月27日
資本金 306億3,754万円
株式上場 東京証券取引所市場第一部上場
代表者 代表取締役社長 山本 晃則
本社・研究所 〒533-8555 大阪市東淀川区東中島1-3-14
東京研究所 〒135-0091 東京都港区台場2-3-1(トレードピアお台場 18F)
連結従業員数 5,670名(2017年3月現在)
事業内容 センサ、測定器
画像処理機器
制御・計測機器
研究・開発用 解析機器
ビジネス情報機器

本社が大阪にあるということもひとつの特徴でしょうか。センサ・測定器事業や画像処理機器事業、制御・計測機器事業など幅広く展開しています。東京証券取引所市場第一部上場企業です。

キーエンスの職種・業務内容

キーエンスの職種・業務内容は、大きく分けると以下の3つに分類できます。

  1. 営業
  2. 開発技術者
  3. 営業事務

まず、営業は、分単位で営業活動を管理されるというのが有名な話です。例えば、電話営業では、電話件数や一電話あたりの分数を管理しています。1人1番号の固定電話が与えられ、1日に自分から何件、何分の営業電話をかけたか、自動的に記録されるシステムになっています。徹底した管理のもと、稼げる営業を型としてつくり、安定した成績を残せるように教育されていきます。

次に、開発技術者はキーエンスの技術力を支える重要な任務を担っています。実力があれば、入社わずか5年でキーエンス新商品開発のプロジェクトリーダーに抜擢された方もいます。年功序列かと思いきや、実力ある若手には大きな仕事が任されるということです。実力主義の様子が伺えます。

最後に、営業事務ですが、キーエンスが求める人材は他社とは“ひと味”違うそうです。営業事務からの気づきや提案は大歓迎としており、受け身ではなく積極的な姿勢が求められます。チームの戦力になる必要があります。クライアントからの電話に出るのは営業事務です。営業事務の受け答えでキーエンスの印象も左右します。キーエンスのブランドを構築する重要な職種だと言えます。

キーエンスの企業文化

キーエンスの企業文化は以下の特徴があるようです。

  • 成果主義が徹底している
  • 年功序列ではなく成果が出ないと降格される
  • 成果が出ないと退職を勧告されることがある
  • 業績が良いときは、高額の給与や賞与が与えられる

成果を上げることが非常に重要視されており、仕事の効率を下げることはすべて禁止されています。メリハリのある仕事ができるので、効率的に仕事をしたい方にとっては業務に専念できる環境で、充実した日々を過ごせるでしょう。

成果が出ないと退職を勧告されることもあるというシビアなところもありますが、業績は良いときは高額の給与や賞与が与えられ、きちんと社員に還元されるシステムになっています。若いころから、スキルを磨きつつ、しっかり稼ぎたい方にとっては適している企業です。

キーエンスの年収相場

キーエンスの決算書を調べると、平均年収は「1,861万円」で平均年齢は「36.1歳」となっています。平均年齢が若いながら、非常に高い年収です。年収ランキングで第1位になったことも多くあります。

詳しく把握するために、25歳から50歳の年収を計算しました。

年齢 平均年収
25歳 1,250万円
30歳 1,570万円
35歳 1,810万円
40歳 2,060万円
45歳 2,330万円
50歳 2,460万円

驚くほどの高収入です。計算によると25歳にして1,250万円の平均年収を誇る企業はなかなかありません。なお、キーエンスの年収は大阪の年収ランキングでは第1位になっており、電気機器業界の年収ランキングでも第1位になっています。

キーエンスがなぜこれほどまでに高収入なのか気になりませんか。それは、49.8%と高い経常利益率が要因としてあります。負債比率は、4.46%と低く、財務的にはなかなか良い状況だと言えます。

キーエンス社員一人当たりの利益は854万円で、高利益だと言えます。収入が高くて財務内容も良い企業のため、人気の転職先であることも納得できます。

キーエンスの評判・口コミ

平日に関してはワークライフバランスを実現することは、ほぼ難しいほどに忙しいようです。土日は基本的に休みであることは守られているとのことです。特に営業事務は、原則土日祝日休みで長期休暇もそれなりにあるので、平日と休日のメリハリはつけることができます。

目標を達成するためのロジックを考える機会が多く、できていないと詰められる文化があるようです。ロールプレイングをする機会が多く、上司や先輩の指導で成長する機会は多くあります。ロールプレイングに比べれば営業活動の方が楽なので、どの会社に行ってもトークで困ることはないようです。ただし、専門的な知識を多く学習するため、他業界に行くと通用しない知識ばかり増えると感じている社員は多いです。

産休・育休制度はありますが、取得実績はかなり少ないようです。既婚者で子どもがいても、独身社員と同様に扱われるので転勤の可能性もあり得ます。結婚しても旦那さんが主夫となり、女性である自分がバリバリ稼ぐ、という考えの方にはぴったりな働き方だと思います。

キーエンスの面接

キーエンスの面接は独特な内容で、準備できない質問が多いです。就職活動のときの話にはなりますが、私はキーエンスの面接を受けたことがあります。面接で聞かれたことは、「靴を履く文化がないところで靴を売ってください。」「私はコーヒーが嫌いです。私にコーヒーを飲ませてください。」といった内容でした。

面接官はコーヒーが嫌い、カラオケが嫌いという設定で、説得するという内容になります。説得できたかどうかではなくて、どのように説得するか、どんな話をするか、そんな表情をするか、その姿勢を確認されています。

例えば「靴を履く文化がないところで靴を売ってください。」というテーマでは、靴を履くメリットを挙げていくという方法もあります。足の安全を守る、寒さや暑さを防ぐ、おしゃれを楽しむことができる、などが考えられます。特に靴を履く文化がないところだと流行の最先端になれます。そのようなことを表情豊かに身振り手振りもつけてプレゼンします。

緊張感ある面接でとっさに思いつくかというのが問題になるかと思います。できるだけリラックスして、おもしろい面接だな、と楽しみながら受ける余裕があると良いでしょう。

キーエンス出身者のキャリアパス

営業職なのか技術職なのかによって転職先やキャリアパスは変わってきます。

営業職の場合は、ハードな環境で高い成果を上げる経験しているので、様々な企業で営業として活躍できることでしょう。転職活動でも、キーエンスで働いていたという経歴が有効に働きます。その他、営業ノウハウや人脈を活かして独立する方もいらっしゃるそうです。

技術職の場合は、その技術力を活かして他のメーカーや技術コンサルティングなどの職種への転職される方がいらっしゃいます。

営業職、技術職どちらにしてもキーエンスの高収入を手放して転職されるということは何かしたいことが明確に決まっているケースが多いようです。

キーエンスに転職するためのポイント

キーエンスに転職するためには転職エージェントを上手く活用することが重要になります。転職エージェントを活用するメリットは3つあります。

  1. 非公開求人を紹介してもらえる
  2. キーエンスに特化した対策ができる
  3. 年収の交渉を代わりにやってくれる

まず、非公開求人に関してですが、大手の転職エージェントは非公開求人の保有率が高いです。企業の採用ページや転職サイトをチェックして求人がない場合でも、転職エージェントは求人を保有していることも多いです。ただし、人選して求人を紹介していることもあります。転職エージェントにあらかじめキーエンスを希望している旨を伝えておいた方が良いでしょう。

また、キーエンスは人気企業であり、特に非公開求人は募集がかかるとすぐに殺到してしまうため、転職エージェントの担当者との連絡は日頃からスピード感をもって対応しておくことが大切です。遅くとも届いたメールにはその日中には返信しましょう。転職エージェントに良い印象を与えておくことも重要です。

次に、キーエンスに特化した対策ができることに関してですが、転職エージェントは今まで多くの転職希望者のサポートを行なってきているため、キーエンスほどの大手企業であり人気企業であればあるほど、選考ポイントを熟知しています。

具体的には、キーエンスに過去に受かった人のデータ、想定される面接官の年齢やポジション、面接でされる質問や求められる回答など私たちが知ることができないデータを大手の転職エージェントは保有しています。転職エージェントを活用するとそういった情報も手に入れることができます。

最後に、年収の交渉を代わりにやってくれるということに関してですが、中途採用の場合、年収のふり幅がある状態で求人票が作成されています。キャリアや経験によりスタートの年収が決まるのですが、その交渉を転職エージェントが代わりに行なってくれます。

年収交渉の経験を持った転職エージェントのコンサルタントのため、上手く交渉してくれる可能性が高いです。このように年収交渉を自分で行なわなくて済むことがメリットと言えるでしょう。

転職エージェントの担当者と連絡を取り合うことになるのですが、万が一相性が合わないように感じたら、担当者を変えることも可能です。多くの転職エージェントの場合、ネット上で変更できるため、気を使うことはありません。転職を成功させるためには、担当者とうまく協働しなければいけません。

大手企業に活用すべき転職エージェント3選

大手企業への転職を成功させるために活用すべき転職エージェントを3つご紹介します。 DODAかリクルートエージェントのいずれかは必ず登録しましょう。両方登録しても良いかと思います。基本的に転職エージェントには2、3社ほど登録する方が多いです。転職エージェントによっても抱えている非公開情報が少し異なるためです。 JACリクルートメントは、管理職のポジションを狙う35歳以上の方におすすめします。JACリクルートメントは、薦めたい転職エージェントNo.1にもなっています。

まとめ

キーエンスは、若い頃から非常に高収入であることが特徴でした。しかし、しっかり成果は求められます。上司や先輩とのロールプレイングは厳しいものだそうです。社内できちんと鍛えてからクライアントと交渉することができます。営業トークが得意な方、技術力を高めたい方は向いているのではないでしょうか。

そして、転職を成功させるために重要なポイントになるのが転職エージェントでした。転職エージェントからの連絡は日頃からスピード感をもって丁寧に対応しておきましょう。遅くともその日中には転職エージェントから届いたメールに返信しましょう。

この人になら、いち早く非公開求人情報を伝えたいと思ってもらえるような信頼関係性を築けていると好ましいです。気になることがあれば、転職エージェントに質問しておきましょう。転職エージェントが保有しているデータ量は私たちの想像以上です。活用しない手はないです。

まとめると、あらかじめ転職エージェントの担当者にキーエンスを希望している旨を伝えておき、転職エージェントへはスピード感をもった丁寧な対応をすることが転職成功のカギとなります。転職エージェントをクライアントと思った方がいいかもしれません。丁寧に誠実に対応するのが好ましいです。

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