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近畿大学医学部附属病院の評判~給料・年収・日勤・夜勤なし・ブランクは?

 2018/09/07 大阪の看護師転職   2,414 Views

近畿大学医学部附属病院は、近畿大学が運営している病院で、近畿大学自体が日本一入学者数が多い大学ということもあって、注目している看護師も多くなっています。

近畿大学は近年先進的な取り組みを行っていますが、近畿大学医学部附属病院においても南大阪で唯一の大学病院として重要な役割を果たしている病院です。がん治療を始め、最先端の医療を積極的に推進しており、それを支える看護師の役割も大きいといえます。

ここでは、近畿大学医学部附属病院の評判から、その特徴についてみていきたいと思います。

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近畿大学医学部附属病院とは

近畿大学医学部附属病院は、大阪府大阪狭山市において昭和50年に開院された病院です。南大阪では唯一の大学病院となっており、質の高い医療を提供できるように取り組みを行っています。

平成16年には日本医療機能評価機構により病院機能評価認定を受けて、さらに地域医療の貢献に努めています。

特定機能病院としては平成6年に指定されており、がんの診断・治療に力を注いでいます。がんセンターを抱えており、通院治療センター、放射線治療、緩和ケアなど、最先端のがん治療によって患者様のニーズに応えており、そのなかで働く看護師は高い看護実践ができるとして注目されています。

詳細情報

【病院の特徴】
近畿大学の教育理念には、「人に愛され、信頼され、尊敬される人を育成する」と掲げられていますが、近畿大学医学部附属病院においても大学の教育理念のもとに、医療技術向上に取り組んでいます。

特に安全で質の高い先進医療を提供することで社会に貢献し、南大阪の基幹病院として大きな役割を担っています。

【病床数】
929床
1日当たりの外来患者数:1918名、1日当たりの入院患者数:809名

【診療科目】
循環器内科、内分泌・代謝・糖尿病内科、消化器内科、血液・膠原病内科、腎臓内科、神経内科、腫瘍内科、呼吸器・アレルギー内科、心療内科、メンタルヘルス科、小児科・思春期科、小児科・思春期科(心臓グループ)、外科、脳神経外科、心臓血管外科、整形外科、
難治てんかんセンター、皮膚科、形成外科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、産婦人科、放射線治療科、放射線診断科、疼痛制御センター(麻酔科)、救命救急センター/救急外来、歯科口腔外科、リハビリテーション部、東洋医学研究所附属診療所/漢方診療科、病理診断科

【設置されている診療センターや部門】
心臓血管センター、脳卒中センター、リハビリテーション部、高度先端総合医療センター(PET)、中央手術部・ICU部、光学治療センター(消化器内視鏡部)、早期認知症センター、人工透析部、輸血・細胞治療センター、周産期母子医療センター、NICU部(新生児集中治療部) など

採用条件など

近畿大学医学部附属病院は、新卒の採用を積極的に行っていますが、随時中途採用も行っています。定期的に看護師の採用を行っていますので、気になる人は病院公式サイトの募集要項を見るようにしておきましょう。

看護師の募集内容は以下の通りです。

【勤務時間】
日勤:8時30分~17時00分
夜勤:16時30分~翌日9時00分
※2交替制勤務(一週平均実働 時間)
※早出、遅出勤務あり

【給与】
4年大学卒:初任給 219,050円、諸手当 62,928円、賞与 1,482,992円
3年過程卒:初任給 203,560円、諸手当 61,080円、賞与 1,383,391円
2年過程卒:初任給 193,720円、諸手当 59,890円、賞与 1,320,120円
※2016年実績 地域調整手当、看護調整手当を含む
※諸手当は夜勤勤務手当(9,000円+深夜勤務割増額/回)月4回を含む。
昇給:年1回(4月)
賞与:年2回支給(基本給の6.43ヵ月+α程度 ※平成28年度実績)
その他手当:宿日直手当、超過勤務手当、通勤手当、家族手当、住宅手当(月19,500円)、夜間勤務手当など

【休日】
1ヵ月8休
有休休暇:初年度12日(4月採用)、次年度以降20日
その他:国民の祝日、創立記念日(11/5)、年末年始6日、結婚休暇、子の看護休暇、介護休暇、妻の出産休暇、療養休暇 妊婦特休、出産休暇、感染症休暇、忌引休暇、生理休暇、災害休暇、公務休暇、その他就業規則による

【福利厚生】
看護師寮:奈良病院の場合、民間の借上げマンション(3LDK)あり
結婚祝金、出産祝金、各種レクリエーション(一泊旅行など)、赴任旅費、積立貯金制度、福利厚生倶楽部
※保育施設あり

近畿大学医学部附属病院の内部情報

看護師の業務について

近畿大学医学部附属病院では、全人的な看護実践を目指しており、看護の基本である優しく心温まる看護実践ができるとして看護師から注目されています。

そのため看護師一人ひとりがスキルを高めることができるように、目指すべき看護師像に近づいていくことができるよう教育システムが整えられています。

看護師は現場での実践において、自覚と責任ある行動がとれるようにしなければならないと考えられています。そのため思いやりのある心を保ちながら業務に就くことができるようにスキルアップしていくことが可能です。

看護師は、医師をはじめとするチームの一員であり、チーム医療の中心者として役割を担えるように基本的なコミュニケーションから学んでいきます。看護師の教育プログラムは、4段階になっておりレベルに応じて学ぶことができます。現場において医療実践者として自律できるように訓練していくのです。

1年目の看護師は、先輩看護師がプリセプターとしてルーティン業務から専門知識まで指導していきます。プリセプターは新人看護師1~2名に対して1名配置され、看護業務や知識面だけではなく、悩みや不安感などに対しても配慮しながら業務に当たります。

先輩看護師は、新人看護師であったときのことを振り返りながら指導に当たっています。3年目から5年目程度の看護師が担当となりますので、新卒看護師の気持ちもよく理解できます。相談しやすいと評判です。

残業、休み、有給消化など

近畿大学医学部附属病院は、1日当たりの外来患者数が2000名程度、入院患者数は800名を超えます。それらの医療を支える看護師の業務は、とてもハードであるといえます。

看護師の配置はかなり多いのですが、それでも十分に充足されているとはいえず、絶えずバタバタしているイメージがあります。日勤で勤務しているといえども、毎日の残業は当たり前となっており、退勤が20時や21時になることも多いようです。

またほかの病院には配置されている看護助手が十分に配置されていないので、雑務的なことも看護師が行わねばならず、その分、手が取られてしまうということが多々あります。

教育システムがしっかりと構築されており、スキルアップすることが可能な反面、それらの取り組みが看護師の負担となっているという口コミも多くみられます。勉強会や研修会は積極的に行われていますが、それらの取り組みは時間外で行われますから、退勤が遅くなる傾向にあります。

またプリセプターとなった看護師は、通常の業務に加えて新人看護師の指導に当たらねばならず、さらに2名の担当者となった看護師はとても大変です。

ただし休日出勤のようなことはなく、おおむね希望通りの休日を取得することができます。祝日休などもしっかりと休めますから、比較的休日は多く取得できる傾向にあります。そのためプライベートを充実させることは可能です。

人間関係はいいの?

近畿大学医学部附属病院では、チーム医療のなかで患者さんの治療に当たっており、医師を中心として密に相談を重ねながら看護実践を行います。また新人看護師はプリセプターから常に現場教育を行いますから、指導や相談もスムーズに行っている印象があります。

現場のコミュニケーションは十分に行えており、現場全体としての人間関係は良好であるといえるでしょう。

もちろん現場での看護実践は厳しいですが、先輩看護師は優しさにあふれており、目標とすべき看護師がたくさんいます。もともと高い医療のなかでスキルアップを目指している志の高い看護師が多いので、新卒の看護師であってもモチベーションの高い人がたくさんいます。

また病棟内では、先輩看護師すべてが新人看護師をサポートしようとする意識が強く、メンタル面においても支えてもらうことができます。安心して業務に就くことが可能でしょう。

近畿大学医学部附属病院の評判からみた転職するメリット・デメリット

転職するメリット

1、教育レベルがとても高くチーム医療のなかでスキルを高めることができる

近畿大学医学部附属病院は、教育システムがしっかりと整えられていますので、高い医療レベルのなかで看護師としてのスキルを確実に高めることが可能です。

特に現場の看護師は密にコミュニケーションを図っており、どんなに些細な情報でもやり取りを行うことを心掛けています。それは小さな情報であっても、それがきっかけとなって問題を解決に導いていく情報となりうるからです。

小さな情報を問題解決に活用できるようになるには、高度なアセスメント能力や医療の専門知識が必要となります。それらは看護師だけではなく、医師や栄養士など医療スタッフにおいても同じことがいえ、それらを共有する医療チームが必要となります。

このような考え方のなかで患者さまの対応を行っており、さまざまな観点から最適な対応を導き出すという視点をスタッフみんなが持っています。これは高い志を持っているものだけが共有できるものですから、かなり高度な看護実践が行えるといえます。

実際、患者さまは近畿大学医学部附属病院に期待して治療を受けておられる方も多く、看護師としてのやりがいはとても高いといえるでしょう。

2、年収は高く福利厚生が整っており働きやすい

近畿大学医学部附属病院は、府内の病院のなかでは年収が高いと評判です。

月給を見てみると、4年大学卒の初任給は諸手当込み(夜勤4回)で、281,978円とそれほど高くありません。しかしボーナスは年間支給額が1,482,992円(2016年実績)とかなり高くなっています。ボーナスは年2回支給ですから、1回平均額が約74万円となります。

新卒でここまでボーナスの支給額が高いところは大阪府内ではなかなか見つけることはできません。そのため、年収は高い部類であるといえるでしょう。

また福利厚生もしっかりと整えられており、妊娠、出産を経験した看護師が働きやすいように院内に保育施設が完備されています。看護師は子どもを預けて、安心して働くことができるよう配慮されています。

もちろん病棟では時短勤務が可能で、部署によっては看護師長の配慮で、病棟全体でママ看護師を支えていこうという雰囲気を感じることができます。そのため長く続けている看護師も少なくありません。

転職するデメリット

1、業務はかなり激務で、残業も多い

近畿大学医学部附属病院は毎日の通院患者数や入院患者数がかなり多く、新患があるたびに病棟の看護師はバタバタと対応している雰囲気が感じられます。

看護師は雑務まで行わねばならず、日によっては1日に2~3時間程度の残業を行わねばならないことも珍しくありません。

毎日の現場業務が激務過ぎて、1年未満で退職してしまう看護師も少なくないのが現状です。どれだけ高いスキルを得られるとしても、精神的な余裕をもって現場での看護実践を行うことが難しいといえます。

また教育システムは時として看護師の負担となってしまいます。勉強会や研修会はベテラン看護師からの指導を受けることができますのでスキルアップには欠かせませんが、時間外での取り組みとなることがほとんどです。また勉強会が終わってから現場に戻って残業しなければならないこともあります。

毎月に決められた休日はもちろん取得することができます。休みの希望を出すこともできますが、有給休暇まではなかなかしっかりと取得することは難しいといえます。多くの看護師が未取得のまま次年度に繰り越しています。

2、看護補助が少なく、看護師が雑務に追われることも

おおむねどの病院でも看護補助を多く採用して、看護師が患者の対応に追われているあいだに、看護補助が雑務などのカバーをするようになっています。

しかし近畿大学医学部附属病院では看護補助の採用が多くなく、現場の看護師によって雑務を行わねばならないことも多々あります。高度な医療のなかで看護実践が行えるといえども、実際には雑務に追われて忙しいという場面もあるのが本音の部分です。

雑務に追われて忙しいというのは看護師にとってはかなりのストレスになります。新卒の看護師は高い教育システムのなかでスキルアップを目指している人が多くおられます。しかし現実には雑務が多いということになると、何のためにこの病院を選んだのかと考えてしまう看護師が少なくないのです。

実際、雑務が多いことによって残業時間も多くなっていますから、不満が大きくなるのは当たり前であるといえます。

そのなかで毎週のように勉強会や研修会には参加しなければなりませんから、理想と現実のギャップに苦しむ看護師が少なくありません。

まとめ

近畿大学医学部附属病院で看護師として働きたい人のために、評判など詳細をお伝えしました。

先進的な医療を取り入れており、それを支える医療スタッフのレベルも高く、看護師も大きな役割を担っているといえます。教育システムのレベルは高く、確実にスキルを高めていくことができるでしょう。多くの新卒看護師があこがれる病院の一つです。

さらに近畿大学医学部附属病院の内部情報を知りたい人であれば、看護師転職サイトに登録することをオススメします。担当コンサルタントが内部情報をしっかりと掴んでいますので、細かな人間関係や上司の性格などを知ることができます。

オススメの看護師転職サイトはこちらからご覧ください。

参考:近畿大学医学部附属病院 公式サイト

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