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仕事の人間関係が嫌いならどうすべき?転職で逃げることも正しい判断

 2018/01/16 ネガティブ   2,321 Views

社会人として働いていれば、仕事が辛いと感じることはよくあります。

仕事が辛いと思う原因にはさまざまありますが、その原因の1位は人間関係となっています。

人間関係が嫌で仕事が辛いと感じる場合、どういった対策を立てていくのが良いのでしょうか。

この記事では仕事の人間関係が嫌になった際の対処法を解説します。

Contents

仕事が辛いと感じるのは人間関係の縦社会が原因

仕事が辛いと感じる最も多い原因は、日本に多くある人間関係の縦社会が原因となっています。

人間関係の苦しさがベテランでも辛くなるときがある

仕事に行くのが辛くなることがあります。若い人ならば当然ですが、ベテランでも辛くなる時があります。

仕事に行くのが辛くなる原因は様々ですが、日本の縦社会に特有の人間関係の息苦しさが要因になっているケースが多々あります。

また、若い人にとっては、仕事を覚える時代は誰もが辛いものです。

仕事を覚える時期は、一定の我慢が必要です。その時期が過ぎても辛さを感じる場合は、別の原因を考えなければなりません。

仕事が辛いのには必ず理由がある

仕事が自分の適性にあっていない場合や、別にやりたい仕事がある場合も、現状の仕事に辛さを感じることがあります。本来その仕事が自分に向いていて、組織文化や人間関係に問題が無いばあいは、仕事は楽しく感じるものです。

一日があっという間に過ぎ、その日の仕事に満足感を感じられる日常が、望ましい姿です。仕事に行くのが辛い状態にまでなっている場合は、そうなった理由をつき止める必要があります。

人間関係が辛い原因なら対策を考えるべき

現状のままではストレスを感じ、からだを壊してしまうことにもなりかねません。仕事が嫌いな理由をつき止めることにより、対策を考えることができます。

仕事に行くのが辛い原因が人間関係にある場合は、さらにその遠因を探る必要があります。縦社会は息苦しさを感じます。日本の村社会特有の閉鎖性が重なると、さらに辛さが倍増されることがあります。

このような場合は自分が悪いわけではありません。一時的にはからだや心を休める方法を考える必要もあります。

仕事が嫌いになる多くの原因が”人間関係”

仕事を辛いと感じる理由で1位になるほど多い人間関係という原因。それはなぜ生まれてしまうのでしょうか。

戦後から続く日本社会の組織に問題がある

日本の職場の人間関係は特殊です。上司や先輩、同僚などのなかで特定の人間に問題がある場合は、解決は難しくはありません。

人事異動などにより、その人間がいない場所で働けば、解決するはずです。しかし多くの場合、特定の人間に問題があるのでは無く、日本の文化や組織のあり方のほうに問題があります。

西洋の価値観も混ざって日本文化は複雑になった

日本は戦後、身分や階級の無い一つの社会となりました。しかし、表面上は統一の取れた一つの文化のように見えても、実は日本は一つの文化としてくくれるような単純な文化ではありません。

江戸時代の日本には士農工商の身分が存在しました。武士と農民では考え方や文化はまったく異なるものでした。

明治以降は社会主義思想や平等意識、資本主義と自由社会など、西洋の価値観が導入され、日本文化は深層で、さらに複雑な様相を呈するようになりました。日本社会は組織のあり方にも問題があります。

西洋文化と上手く融合できていない点が日本組織の問題となっている

西洋では、組織は機能的組織と共同体的組織に分かれます。日中は成果と効率性を求める機能的組織で仕事をし、帰宅してからは家族や宗教団体、地域共同体の一員となり、別の生活をするのが一般的です。

それに対して日本の組織は、機能的組織と共同体的組織が分かれていない後進性を持っています。職場が機能体ではなく、共同体として機能していることは、日本の組織の問題点として、多くの識者が指摘しているところです。

これらの複雑な要因が重なり合い、日本の職場は多くの人にとって耐えることのできない、組織環境となっています。

毎日、仕事に行きたくないと考えてしまう

人間関係などの理由で仕事に行きたくないと考えることもよくあります。

そういった考えを持った場合は、どのような対策を講じるべきなのかご紹介します。

人間関係が原因なら自分を責めないことが大切

仕事に行きたくない原因が自分ではなく、組織や文化にある場合は、自らを責めないことが大切です。

抜本的な対策は国民の多数が日本社会の問題点を理解し、それを正すことが必要です。

個人レベルでも、社会の変革のために、何らかの運動をするのが本筋です。

しかしそれは、早急にできることではなく、とりあえずは日々の生活を工夫することが大切です。仕事を辞めるのは簡単ですが、辞める前に自分でできる対策をとる必要があります。

自分の時間を作ることに専念する

組織内の人間関係に耐えられない場合は、二つの方法により解決することができます。一つは嫌な人間を排除すること、もう一つは、職場での滞在時間をなるべく短くすることです。

多くの人にとって簡単な方法は、職場から逃げることです。職場にいる時間は最低限にし、定時により帰宅することが望まれます。

残業を命じられても、なるべく必要な理由をつけて拒否します。仕事以外での職場の人間とのつき合いは一切拒否し、自らの時間をつくることに専念します。

そうすることで、職場から感じるストレスを減らすことができ、抜本的な解決をするまでの時間が捻出でしきます。嫌な人間を排除することも可能です。

嫌な人間が一人の場合は、その人間外や嫌がることをすることで、その人間は職場に居づらくなります。

嫌な人間が大勢の場合は、そのユニットに損害を与える行為をすることです。日本の職場は縦社会のために息苦しさを感じますが、よほどのことが無い限りクビにはなりません。

その特徴を利用することで、攻撃と防御の両方の対策を行うことができます。

仕事を選ぶ基準と自分の価値観がズレてはいけない

仕事を選ぶ際に自分の価値観とズレが生じてしまうと、転職後に問題が発生しやすいです。

仕事を選ぶ際は自分の価値観を信じるようにしましょう。

自分の適性を見つけたら積極的に行動する

嫌な職場に我慢して居続けるのも限界があります。どうしても今の職場に馴染めない場合は、転職を考える必要があります。

仕事は合っているが、職場の組織が合わない場合は、別の組織に転職するか、自営の道も考えられます。

しかし、仕事に行くのが辛い原因が、自分の価値観と仕事のズレにある場合は、根本的な解決が必要です。

人間の適性を見つけるのは容易ではありませんが、実際やってみて適性がないと判断できれば、それは無駄ではありません。

いくつかの仕事を体験していくことで、自分の適性が見えてくるはずです。自分に新たな適性があるとわかったら、早めに行動に移す必要があります。

人生は思ったほど長くはありません。さらに、若い時期はもっと短いので、時間を無駄にすることはできません。

転職で逃げることも選択肢に入れる

新たな仕事を選ぶ場合は起業と転職があります。現代社会はベンチャーキャピタルの存在など、起業がしやすい環境にあります。起業する場合は協力者を得ることも大切です。

同じ志しを持つ者と共同して起業することにより、ハードルは低くなります。別な仕事に転職したい場合は、資格等が必要な場合があります。

新たな仕事のための転職では、エージェントの活用も望まれます。必要な資格や訓練の方法を教えてくれます。新たな職場に直接エントリーすることも、場合によってはアドバイスしてくれます。

とにかく、早めに辞める決断をし、次の行動に移ることが大切です。

仕事を辞める事を選択しても次のステップに繋げるのが大切

仕事を辞めて嫌な環境から逃げることは大切です。

ですが仕事を辞めるのであれば、次のステップに繋げることも意識する必要があります。

日本企業の職場環境は急速に変化していく

日本社会は急速な転換期を迎えています。専業が当たり前の職場も、政府の政策により副業を認めなければならない制度に改められようとしています。

本当に優秀な人の多くは、起業により先端的な仕事を開拓しようとしています。規模は小さくても、自分の価値観と合った職場が次々と生まれていると考えて間違いはありません。

さらに、本業と副業の兼業や地方への移住も選択肢となります。インターネットの普及により、場所に関係なくできる仕事は増えました。

転職の選択肢は大幅に増えていることを認識する必要があります。最も大切にしなければならないのが時間です。若い間の時間はあっという間に過ぎていきます。

辞める決断を躊躇している間にも、時間は過ぎていきます。

1度決めたらすぐに行動することを心掛ける

次の道へ進むと決めたら、やめる決断は躊躇するべきではありません。事情により早期の転職ができない場合は、次のステップに繋げるのが大切です。

転職の前には、これまで以上に現在の仕事で成果を上げることが必要です。喧嘩別れはなるべく避け、円満な退社ができるように努力する必要があります。

新しいことにチャレンジする勇気も忘れないこと

せっかく別の仕事に移るのですから、これまでの価値観ではない、新しい価値観を取り入れることも必要です。日本は縦社会から急速に横社会へと向かっています。

それを可能としたのがインタネットです。あらゆる産業がインターネットとの関わりにより変貌を遂げています。働き方もインターネットの普及により大きく変わろうとしています。

転職するなら転職サイトがおすすめ

人間関係で仕事を辛いと感じ、転職をするのであれば転職サイトを利用するのがおすすめです。

転職サイトには大きなメリットがありますが、少なからずデメリットもあります。

メリットデメリットを把握して、自分に向いていると思えば転職サイトを利用するようにしましょう。

転職サイトのメリット

転職サイトは無料登録することで担当の転職エージェントと共に転職活動を行うことができます。

転職サイトではまず最初にエージェントからのカウンセリングによって転職者に最適な求人を紹介してくれます。

例えば前職の退職理由が人間関係であり、次の企業では人間関係で苦労したくないと要望を出せば、エージェントはその要望に沿った求人を紹介してくれます。

その中から自分に合う求人があれば、その求人に向けて転職活動を進めていくことになります。

求人が決まった後も履歴書や面接で採用率を上げる方法を教えてくれ、転職活動に慣れていない方も安心して企業から内定を貰えるようになります。

このように転職に慣れていない方、転職後すぐに企業を辞めてしまうといったことを防げるのが転職サイトのメリットとなっています。

転職サイトのデメリット

転職サイトのデメリットは良くも悪くも転職エージェントと共に転職活動を進めなくてはいけない点です。

転職サイトで転職を成功させるためにはエージェントとの連携が必須となるため、自分のペースで転職活動を進めることができなくなります。

また転職サイトに登録すると多くのメールが届くようになります。

エージェーントからのメールだけではなく、転職サイトから自動送信されるメールなど、1つの転職サイトだけでも短期間で20件以上のメールが来ることもあります。

多くの転職サイトに登録していると、その分本当に見たい転職サイトのメールが埋もれてしまい、見れなくなってしまうこともあるのです。

多くの転職サイトに登録することで転職に幅が増える分、連絡に問題が起きることもあることを忘れないようにしてください。

転職サイトが向いている方向いてない方

目的や使い方によって転職サイトを利用するのに向いている方と向いていない方がいます。

転職サイトの利用が向いている方

転職自体あまりやったことが無い方は、転職サイトに登録するのがおすすめです。

例えば就職活動で入社した企業を辞め、初めて転職活動をする方は転職サイトが大きな助けとなるでしょう。

転職活動は就職活動とは違い、1人の手で求人をチェックしたり、今までの仕事で培ってきた経験やスキルをアピールして面接官の心証を良くしていく必要があります。

こういった就職活動とは違うポイントをレクチャーしてもらうために、転職サイトを利用するのは有用な使い方です。

また、今の仕事よりも高いクラスの転職をする方にも向いています。

前職よりも待遇の良い求人とはどういったものなのか分からない方は、エージェントに求人を選んでもらうことで、自分が選ぶべき求人の方向性が分かるようになります。

転職サイトの利用が向いていない方

どうしても自分のペースで転職活動を進めたいという方は、転職サイトを利用するのが向いていません。

先ほども解説したように、転職サイトはエージェントとの連携が必須になるため、エージェントと上手く連携できる自信が無い方は利用しない方が良いです。

加えて転職したい企業が明確になっている方も、転職サイトを利用する必要はありません。

転職サイトを利用することで逆に転職活動に遅れが生じる可能性があるため、わざわざ転職サイトに登録せずにそのまま転職活動を進めた方が得策です。

登録すると便利な転職サイトですが全ての転職者に向いているとは限りません。

自分にとって向いているかどうかをちゃんと考えてから、転職サイトを登録しましょう。

転職サイトを使う上で気を付けること

転職サイトはただ使うだけでは上手に使いこなせているとは言えません。

気を付けるべきポイントをしっかりおさえて、より効率よく転職サイトで転職活動を進めていくようにしてください。

企業についてリサーチしてから求人を選ぶ

転職活動において企業のリサーチは非常に重要です。

特に一度人間関係が原因で企業を辞めているのであれば、再び人間関係に問題のある企業には転職したくないと思うものです。

そういった企業に転職しないためには、気になる求人の企業について徹底的にリサーチしておき、その環境に納得したうえで転職活動を進めていくのがおすすめです。

そうすれば転職後も人間関係に悩まされることなく、企業に定着できる可能性が高くなります。

企業についてリサーチするなら口コミサイトをチェックするのも良いですが、転職サイトを利用するなら転職エージェントの企業リサーチサービスを利用するのが良いです。

エージェントの中には企業と太いパイプを持っているエージェントがいるほか、その転職サイトを利用した転職者の情報をもとに、企業の情報を得ているエージェントもいます。

このように信憑性の高い情報をエージェントが持っている可能性が高いため、求人を決める前に情報のリサーチをエージェントに依頼することを忘れないようにしましょう。

転職エージェントには希望を詳しく伝えておく

転職エージェントと最初に行うカウンセリングでは、自分の希望をできるだけ細かく、詳しく全て伝えておくのが重要となります。

エージェントは転職者の情報をカウンセリングで初めて知るため、カウンセリングから得た情報でしか求人を選ぶことができません。

つまりカウンセリングでの情報伝達が疎かだと、エージェントが転職者の希望とは違う求人を紹介してしまい、そのせいで転職活動が遅れてしまうのです。

それを防ぐためにはどんなにネガティブなことも嘘をつかずに全てエージェントに伝える必要があります。

円滑に転職活動を進めるためにも、転職エージェントが必要としている情報は最初から全て正直に伝えるようにしてください。

理想の企業は地道に目指していく

最初から高い理想を抱いて転職活動を進めていても、目指すべき求人の幅を狭くして転職活動を遅くしてしまいます。

その理想に見合った実力や経歴があるのなら良いのですが、そうではないのなら理想を高くしすぎないようにしましょう。

おすすめなのは叶えたい理想を1つだけ決め、それだけは譲らずに転職活動を進めていくというやり方です。

条件が1つだけであれば求人の選択肢も増えますし、転職のしやすさが格段に変わります。

その企業に転職したうえで実績やスキルを磨いていき、次の転職でさらに自分の理想に近い企業を目指す、という風にしていくのが最も確実な方法となります。

最初からいきなり理想を叶えようとはせず、地道に1つずつ理想を叶えていくことが最も確実で一番早く理想を叶える方法となるのです。

まとめ

人間関係は仕事を辛く感じる原因の1位と言われているほど、多くの方が感じているものであり、人間関係が原因で企業を辞める方も多いです。

その原因が日本特有の企業体制にあるのであれば、逃げることも選択肢の1つです。我慢する必要は全くないので、転職して逃げることを悪いと思わず、勇気を持って逃げることを選ぶようにしてください。

辛い状況から脱出出来たら、転職サイトを利用して人間関係に問題の無い企業への転職を目指しましょう。その際は企業のリサーチやエージェントとの連携を意識し、上手に転職サイトを利用することを心掛けることが重要となります。

自分に合った転職サイトが分からないという方は、こちらの記事で詳しく解説していますので、合わせてチェックしてみてください。

https://atdsp.jp/tensyokusite-osusume-2ch/

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