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中部ろうさい病院の評判~給料・年収・日勤・夜勤なし・ブランクは?

 2018/09/13 名古屋の看護師転職   4,454 Views

中部ろうさい病院は、名古屋市港区に位置する病院で、労働者や近隣住民が多く利用されています。中高年の労働者に多い三大疾病の予防や治療に力を入れ、職場への復帰を推進しています。

近年はがん診療や糖尿病治療に力を入れており、高度な医療を支える看護師は独自の教育システムで質の高い看護実践を行うことができます。スキルを高めるには最適な病院であるといえ、新卒だけではなく中途においても就業を希望する人が増えています。

ここでは、中部ろうさい病院の評判から、その特徴についてみていきたいと思います。

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中部ろうさい病院とは

中部ろうさい病院は、正式には「独立行政法人労働者健康安全機構 中部労災病院」と呼ばれる病院で、愛知県名古屋市港区に位置しています。

開院は昭和30年と古く、職業性疾病の予防を中心として、被災労働者の治療、リハビリテーション、職場復帰など一貫して労災医療に取り組む病院です。

詳細情報

【病院の特徴】
中部ろうさい病院は、日本医療機能評価機構認定病院として、勤労者や地域住民のために高度な医療設備を有し、診療体制を充実させています。愛知県において「がん診療拠点病院」「地域医療支援病院」にも指定されており、地域の中核病院として役割を担っています。

特に中高年労働者に多い三大疾病の原因となる糖尿病については、東海地方では最初に糖尿病センターを設置し、予防から専門治療まで対応できるようになっています。またリハビリテーション施設は東海地区随一の規模で、整形外科との連携を図りながら社会復帰に貢献しています。

【病床数】
621床

【診療科目】
呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、腎臓内科、神経内科、心療内科、糖尿病・内分泌内科、リウマチ・膠原病科、女性診療科、精神科、小児科、外科・消化器外科、呼吸器外科、整形外科、心臓血管外科、脳神経外科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、歯科口腔外科、検査科、病理診断科、救急部

【設置されている診療センターや部門】
勤労者メンタルヘルスセンター、働く女性メディカルセンター、看護専門外来、薬剤部、栄養管理部、中央放射線部、中央リハビリテーション部、中央検査部、地域医療連携室、健康診断・人間ドック・健康相談および健康指導、予防医療センター

採用条件など

中部ろうさい病院は、新卒の看護師だけではなく、随時中途採用も行っています。定期的に看護師の採用を行っていますので、気になる人は病院公式サイトの募集要項を見るようにしておきましょう。

看護師の募集内容は以下の通りです。

【勤務時間】
◎3交代制
日勤:8:15~17:00
準夜勤:15:30~0:15
深夜勤:0:00~8:45
※1週40時間勤務

【給与】
4年卒:270,000円
3年卒:260,000円
※諸手当含む

【給与例】
経験5年:支給額合計 314,000円
※学歴・経験などによる加算あり
※深夜+準夜の回数は月に7~9回程度
賞与:期末・勤勉手当として年2回
昇給:年1回
その他:調整手当、扶養手当、殊勤務手当、時間外勤務手当、夜勤手当、休日給、住居手当(上限27,000円)、通勤手当(上限55,000円)

【休日】
週休2日制、国民の祝日
有給休暇:初年度より20日
その他:夏季休暇、産前産後休暇、育児休業、年末年始(12月29、30、31日、1月1、2、3日)、介護休業、慶弔休暇 その他規定による

【福利厚生】
看護師寮:あり(ワンルームマンションタイプ、バスやトイレ、エアコンなど完備)
※最新カードキーを採用
※家賃(月額)12,404円~14,477円(別途電気代あり)
育児支援:病院敷地内に保育所あり(病棟隣接、徒歩約1分)

中部ろうさい病院の内部情報

看護師の業務について

中部ろうさい病院は、労働者や地域住民のために高度な医療を推進している病院で、がん診療や糖尿病に対しては高い評価を得ている病院です。高度な医療を支える看護師の役割は、とても高いものになっています。

そのため人材教育に力を入れており、質の高い看護実践が提供できる看護師を育成する体制を整えています。目標管理システムを用いたキャリア開発プログラムを導入し、看護師の経験やレベルに応じた教育を受けることができるようになっています。レベルは「STEPⅠ~Ⅳ」「管理Ⅰ~Ⅲ」に分けられており、着実にスキルを高めることができると評判です。

また新卒1年目の看護師には、先輩看護師がプリセプターとしてマンツーマンでの指導を行うようになっています。不安な現場業務については、先輩看護師といっしょに行うことができますので、安心して覚えていくことが可能です。

指導するのはプリセプターだけではなく、現場看護師全員が新人にかかわることができる体制になっていますので、偏った知識や技術ではなく、幅広く習得していくことが可能です。定期的に開催されている勉強会や研修会に参加することで、さらに幅広い知識と技術を学ぶことができます。

残業、休み、有給消化など

中部ろうさい病院は、労働者の疾病予防や治療だけではなく、地域住民も多くの方が受診されている病院です。入院されている患者さんも大変多くおられます。中高年に多い糖尿病やがん治療に力を入れているために、その医療を求めておられる患者さんがどんどん増えています。

医療を支える看護師の業務はとても多く、毎日とても忙しいなか、現場において看護実践を行っています。そのためなかなか定時で業務を終えることがなく、業務に追われて毎日残業しているような状況です。部署にもよりますが忙しい部署であれば、2~3時間の残業はつねにあるようです。

教育システムがしっかりと構築されていることはとても良いことではありますが、勉強会や研修会が看護師の負担となってしまうこともあります。勉強会などは時間外で行われているため、その分退勤時間が遅くなってしまうだけではなく、そのあとも現場に戻って残業している風景を見かけることも少なくないのです。

ただし休みについてはしっかりと取得しています。週休2日のほかにも祝日分についても月の休みに上乗せされます。さらに夏季休暇(5日間)や年末年始休暇(6日間)も取得できますから、年間で120日程度の休みが取得できるようになっています。

看護師は交代制ですが、それでも月に2回は連休を取得できるようになっています。また暦に3連休が入っている場合には、同じように交代で3連休を取得することができます。

人間関係はいいの?

中部ろうさい病院は、かなり忙しい病院ですが、チーム医療を推進している病院であり、医師と看護師、コメディカルなどのやり取りはとてもスムーズな印象があります。また看護師同士においても、常に指示や相談が行われており、コミュケーションの場面はとても多いです。

新卒1年目の看護師はプリセプター看護師によって現場業務を覚えることになりますが、プリセプターは3年目程度の看護師が多く、同じ世代の看護師が指導を行います。そのため新人看護師であっても、質問や相談はしやすい雰囲気です。全体的に優しい看護師が多くいますので、丁寧に指導してもらえます。

またベテラン看護師においても、新人看護師にかかわる機会が持てる体制になっていますので、かかわりづらいという雰囲気はありません。教育が大事であることは病院全体で理解していますから、厳しい先輩はいますが基本的には優しい人が多いでしょう。

また福利厚生がしっかりと整えられていることもあり、ママ看護師が多く働いています。子どもが小さな看護師には休暇制度や時短勤務などの制度を活用することができ、現場全体においても出産経験者が多いことから安心して働くことができます。院内保育園を利用している人も多くいます。

中部ろうさい病院の評判からみた転職するメリット・デメリット

転職するメリット

1、スキルアップを目指すには適している

中部ろうさい病院は、労働者だけではなく地域住民も多く利用されている病院で、特にがん診療や糖尿病治療に力を入れている病院です。そのため高度な医療を支える看護師の役割は高く、質の高い看護実践を求められています。

看護師は常に知識と技術を獲得していくために、人材教育に熱心に取り組んでいます。独自に取り組んでいるキャリア開発プログラムでは、目標管理を徹底して行うなかで、レベルに応じた知識や技術を習得できるように構築されています。

一般看護師のレベルでは4段階が設定されており、さらに管理者として3段階が設定されています。1つずつ段階を踏んでいくなかで、認定看護師や専門看護師などを目指すことも可能です。また院内だけではなく院外での研修や学会活動に参加することも可能です。勤務として参加することになりますから、学習する意欲も湧いてきます。

新人看護師においては、プリセプター看護師がマンツーマン指導によって現場業務を指導してもらえます。勤務したてのころはどうしても業務が不安ですが、常に先輩看護師と業務に就きますから安心して覚えていくことが可能です。3年目程度の看護師が指導していきますので、相談や質問もしやすい雰囲気です。

2、福利厚生が整っておりママ看護師が増えてきている

中部ろうさい病院は、福利厚生がしっかりと整えられており、結婚や妊娠、出産を経験した看護師でも働きやすい環境となっています。出産時には産前産後休暇を取得することができますし、出産後には育児休暇を取得することも可能です。

また復職する際には、時短制度などを利用することもでき、さらに院内保育園を格安で利用することも可能となっています。

病院全体において、看護師が長く続けられるように配慮している雰囲気を感じられるために、気兼ねなく積極的に制度を活用することができます。そのためママ看護師の存在も増えており、ママ看護師特有の悩みに共感できるムードもあります。

転職するデメリット

1、かなり忙しく残業は多い

中部ろうさい病院は、労働者や近隣住民が多数受診に訪れる病院であり、常に受診者であふれかえっているような雰囲気があります。医療を支える看護師の業務はとても多く、常にバタバタと動き回っている印象があります。

看護師の配置はとても多いのですが、それでも業務量がかなり多いので充足されているとはいえません。そのため残業も多く、毎日2~3時間の残業が必要な部署も存在します。あまりの忙しさに疲弊してしまい、退職してしまう看護師も少なくありません。

ただし看護業務については、現場に看護助手が必ず配置されています。介護や雑務などはこの看護助手がすべて行いますから、看護師は看護業務に専念することが可能です。

一部大学病院などでは看護助手が少ない病院があり、看護師が雑用に追われるというところもありますがそのようなことはありません。雑務に追われてスキルを高めることができないということもありません。

2、給料が少ないと感じている看護師が多い

中部ろうさい病院は、ほかの大学病院や大手法人が運営する病院と比較すると、それほど高く給料が設定されているというわけではありません。忙しさや業務量については、ほかの大病院と変わりませんので不満を持っている看護師も少なくありません。

残業代については申請すれば支給されますが、残業代が支給されて初めて満足する額面となるようです。業務量が多い、退職者が多い、3交代勤務制などの理由によって、額に応じた業務ではないと感じてしまうのです。

ただし福利厚生による看護師寮の利用や育児支援については手厚いといえ、独身の看護師であれば格安で看護師寮を利用することができます。子どもが小さなママ看護師であれば休暇制度や時短勤務などを活用することが可能です。

給料が多くない分、ほかの病院にはない福利厚生を存分に活用するといいでしょう。

まとめ

中部ろうさい病院で看護師として働きたい人のために、評判など詳細をお伝えしました。

中部ろうさい病院は、名古屋地域の労働者や近隣住民のために高度な医療を実践している病院です。中高年に多い3大疾病の予防に取り組み、職場への復帰も推進していきます。

がん治療や糖尿病治療については高度な取り組みを行っており、その医療を支える看護師は教育システムによって質の高い看護実践が行うことができると評判です。そのためスキルを高めるために就業したいと考えている人が多くおられます。

さらに中部ろうさい病院の内部情報を知りたい人であれば、看護師転職サイトに登録することをオススメします。担当コンサルタントが内部情報をしっかりと掴んでいますので、細かな人間関係や上司の性格などを知ることができます。

オススメの看護師転職サイトはこちらからご覧ください。

参考:中部ろうさい病院 公式サイト

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