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【転職のツボ】退職理由の本音と建て前をうまく使い分ける!

 2018/01/12 転職   698 Views

辞表を手にして「会社を辞めたいです」と切り出し、それに対して「はい、お疲れ様でした」とすんなり会社に認めてもらえて仕事を辞めることができたらどんなに楽でしょう。

しかし現実はそのようなことは非常に稀なケースです。辞めたいという意思を伝えても認めてもらえずいつまでも働かされる人もいれば、辞めるために上司と衝突して辞めるという人もいるでしょう。

実は円満退社というのはそう簡単なことではないのです。なぜ難しいのか、それは辞める側には不満があって辞めるからです。

会社に伝える退職理由というのはほとんどが建前で本音ではありません。本音を言えばトラブルになることが分かっているからです。

しかしその建前も今では受け入れられなくなってきています。ではどうすれば会社側とトラブルを起こす事なく円満に退社することができるのでしょうか。

建前として必死に考えた退職理由を否定されてしまったり、受け入れてもらえなかったり、あるいは改善するから辞めないでくれと言われてしまうとその後はもう「辞めたいです」なんて言えなくなってしまいます。

こういった事態にならないためにもある程度の対策を練っておくことが重要です。

辞めたい本当の理由とそれをバレないように円満に退社するための建前、そして改善策を出されたとしてもそれを受け入れずに辞めるためには何と言えば良いのかという様々なパターンを考えてみましょう。

その場で考えたようなことを口走ってしまうと、どこかで矛盾が生じてしまう可能性があります。それでは嘘がバレてしまい、気を遣って言ったつもりの嘘でもトラブルに発展してしまう恐れがあります。

そうならないためには嘘であることがバレるようではいけません。とってつけた理由ではなく、きちんと筋が通るような理由を考えて話を通すようにすれば、会社側は受け入れるしかないと諦めてくれるでしょう。

まずはどうして辞めたいのかという本音を自分の中でブレないように確立し、退職を実現させるために必要な建前を考えていきましょう。

 

会社を辞める本音の理由はさまざま

会社を辞めたいと思う理由は人によって様々ですが、共通して言えることは「不満があるから」です。例えば

  • 人間関係に耐えることができない、
  • 仕事がきつい、
  • 給料が安い、
  • 子育てとの両立が厳しい

などがよく耳にする会社に対する不満です。もちろん多少なりとも会社に不満を抱きながら働いている人が多いのが現状であり、何の不満もなく働いている人というのは少数派でしょう。

しかし退職まで考えるということは、その現状にすでに耐えられない状況になっているということです。我慢ではもうどうにもならない、我慢するだけ時間と労力の無駄だと感じているからこそ退職を考えているのです。

これらの不満は会社に相談をして解決してもらうことが可能なものもありますし、解決してもらうことができないものもあります。

しかし自分の不満を会社に言って会社に改善してもらうというのは一種の「甘え」ととらえられてしまう場合があります。「あの人はわがままを言っている」というような目で見られるようになり、会社での評価も下がってしまいます。

人間関係に耐えられないから異動を願い出れば「協調性がない」という風に思われ、仕事がきついと言えば「忍耐力がない」と思われ、給料が安いと言えば「給料を上げるほどの働きも見せていないのに」と思われ、子育てとの両立が厳しいと言えば「出産を機に辞めればよかったじゃないか」と思われます。

つまり自分の不満はすべて不評につながるということです。一度こういう経験をしてしまうと、会社にいづらくなってしまったり今後正当な評価をしてもらえなくなってしまう可能性があります。もちろん不満なんて今後聞く耳を持ってくれないでしょう。

そうなってしまえばその職場に何年も勤務するのがつらくなってしまいます。辞めたいという気持ちにシフトしてもおかしくはないでしょう。辞めたい理由は人それぞれ違うのですべてに対応することは難しいものです。どのような理由であれ、その人が辞めたいと思えばそれが間違っているということにはなりません。

 

本音と建て前は違う

退職時はもちろんのこと、転職の面接時などにおいても会社に対する不満というのは口にしてはなりません。本当は不満をすべて会社に言ってすっきりした状態で辞めてしまいたい気持ちもあるのですが、それをしないのが大人です。会社側が間違っていることもあるのになぜ建前を貫かなければならないのか、それは残された人々のためです。

退職後は会うこともないしという気持ちで万が一不満をすべてぶちまけた状態で退職したとしましょう。そうすれば残された人々はどうなるのでしょうか。可愛がってくれた先輩は上司から「お前の教育のせいだ」と怒られるかもしれません。仲のいい人であっても退職後は会いづらくなってしまうかもしれません。

自分が抱いていた不満を会社に伝えるということは自分の立場を悪くするだけではなく周りの人々の立場も悪くすることになるのです。

こういった事態を避けるためにも建前は非常に大切です。会社側に「そういった理由であれば退職しても仕方がない」と思わせるような理由を考える必要があるのです。

会社側が断りにくい退職理由としてあげられるのがまず「結婚」です。

いわゆる寿退社です。おめでたいことですし「相手側から結婚後は家庭に入るように言われている」や「実家がある田舎に帰らなければならない」などの理由を言えば会社側も応じるしかなくなります。辞める側としても退職理由としては言いやすいので円満退社をしやすいでしょう。

次に「家庭の事情」です。例えば実家の両親の介護をしなければならないので勤務時間を調整しやすい仕事にかわりたいという希望や、引越しを余儀なくされているなどの理由を言うと良いでしょう。

いくら家庭の事情だからと言っても生活していけるだけの給料がないというような言い方はしないよう注意しましょう。多少の不満を交えながら仕方ない理由に持っていきやすいのがこの家庭の事情ですが、言い方次第ではトラブルを招いてしまう恐れがあるので注意が必要です。

人間関係は本音でぶつかり合うのが好ましいのですが、どの場面でもそれが適応するとは限りません。特に会社絡みの場合には本音ではなく建前で対応するようにしましょう。

 

「一身上の都合により退職」は十分理由になります

どうして会社を辞めたいのかという本音の理由ははっきりと分かっているのに、どうすれば辞めることができるのか分からない、建前が思い浮かばないという場合もあるでしょう。

1を言えば10で返してくる上司などたくさんいます。すんなりと退職を認めてくれれば問題はないのですが、そんな心優しい人は多くはないでしょう。

では建前すら通用しない場合にはどうやって辞める方向に持っていけばいいのか、そこで便利な言葉が「一身上の都合により退職」です。

つまり、雇用者側の都合によって退職を希望するのであり、会社都合ではありませんという意味を指します。実はこれだけでも退職するためには十分な理由になるのです。

なぜ退職したいのかということはどこの会社でも聞いてくることでしょう。しかしそれに正直に答える必要はないのです。

建前であっても受け入れてくれる人であれば言っても良いのですが、何を言っても聞いてくれないだろうという相手であればたとえ建前であってもトラブルに発展してしまう可能性があります。

それを避けるために「一身上の都合です」とだけ答えれば相手は何も言えなくなります。

雇用者には職業選択の自由が憲法で認められています。採用された会社で長年働くことも、見限って他の会社に転職することも雇用者の自由なのです。

それなのに退職を認めないなどという行為は憲法違反になり、無理に退職理由を詮索するようであれば人権侵害にあたります。つまり、雇用者には憲法という強い味方がいるのです。

会社からすれば退職を希望されるというのは一種の裏切り行為のようなものに感じるでしょう。内容によっては腹を立てる上司がいてもおかしくはありません。しかしいろんな考えを持ついろんな人間がいるのが社会です。

全てを認めることができなくて当たり前なのです。だからと言って上司は部下を支配下におけるかといえば違います。どのような立場の人間であれ人権というものがあります。

上の立場だからと言ってなんでも思い通りにしようとすれば法にふれてしまう恐れがあるので、雇用者は自分の立場を堂々と主張すれば良いのです。

 

本当の理由は会社の人には言わないのが鉄則!

会社に対する不満は人それぞれ異なりますが、大体仕事、組織、待遇の3つが理由として大きな柱となっています。誰かに相談をしてすぐに解決するようなものであれば気が楽なのですが、実はそう簡単なものではありません。

改善すると言われても長期的なものであれば、不満を抱いている側からすれば絶望にも等しいものがあります。不満はストレスとなって蓄積され、それを発散させるために同じ会社の人に愚痴をもらす人も多いでしょう。

それは共感を得やすいからです。他の仕事をしている人には「この人の態度が気に食わなくて」なんて言ってもその人を知らないので共感してあげることができません。

共感してもらえないことによって相談者は鬱憤を晴らすことができずストレスの発散にもなりません。そのため愚痴の対象となる人間が分かる同じ職場の人を相談相手に選んでしまいがちです。

ですがそれは決しておすすめできることではありません。

愚痴を言いながらも一生その会社で働くという意思があるのであれば話は別なのですが、退職と言う言葉が少しでも脳裏にあるのであれば何かのきっかけに退職を選んでしまう可能性があります。そうなっては退職後に職場の人々と顔を合わせづらくなってしまいます。

また日常的にもらしていた愚痴というのは社内でも噂として広がってしまうことがあります。

「あの人は上司のことが苦手だ」や「前にこんな不満を言っていた」などが噂として広まってしまえば、たとえ円満退社を目指して建前の理由を伝えたとしてもすぐに嘘だとバレてしまいますし、ケンカ別れの原因にもなってしまいます。

世間は狭いので、たとえ退社して関わりがなくなったと思ってもいつどこでまたつながりを持つか分かりません。将来のことを考えても、ひとまずは円満退社を最優先に考えることが重要です。

それを実現させるためには退職したい本当の理由を会社の人には決して言わない、もっと言うなれば退職に結びつくような決定的な愚痴も会社の人には言わないようにするのが安全だと言えるでしょう。

 

会社を辞める時は後悔のないようにじっくり考えよう!

当然の事ですが会社を辞めるのであれば悩みに悩み抜いた結果としましょう。上司に怒られた、先輩に嫌なことを言われたなどの理由が退職理由となっても良いのですが「辞めたい」という意思が本当に一時的なものではないかどうかというのはすぐには答えは出ません。

一時的な感情で退職してしまうと、後々後悔に結びついてしまいます。「もう少し頑張れたのではないか」や「もっと他のやり方があったのでは」などの後悔をしても、退職してしまってからでは遅いのです。

特に精神的に未熟な20代の若者たちはこういったケースが多い傾向にあります。少しでも退職したい、辞めたいと思うようになったらい、まずはそれが一時的な感情かどうかを考えてみましょう。

そして少しでも職場のいいところを見つけるようにします。

  • 残業時間が多いけれどきちんと残業代はくれる、
  • 嫌味を言う上司はいるが周りの先輩は優しい、
  • 仕事量が多くて大変だがお客さんから感謝されたときは嬉しい

など、嫌な面もあるけれどいい面もあるという状態であれば決して辞めるべきではありません。

時折辞めたい衝動にかられたとしてもそれは一時的なものだからです。

どんなにいい職場を追い求めたとしても、100点満点で何の不満もないような完璧な会社など存在しません。働いていれば誰もが多少なりとも不満を抱いています。

程度問題ではありますが、どこまでが許容範囲かというのには個人差がありますし、他人とはかることができるものではありません。この辺りをしっかりと頭に入れて考えることが大切です。

万が一いいところが1つも見つけられない、辞めたい気持ちが強すぎて食事ものどを通らないというような心も体も壊してしまうような状態になりそうだという危機感を抱いたのであれば、迷わず退職をするようにしましょう。

仕事を続けるかどうかを決めるのは他の誰でもなく本人ただ1人です。誰に何と言われても気持ちは変わらない、何年経っても後悔はしないという確信があるのであれば、会社を辞めることで自分のためになる新しい道を開くことができます。

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